中国・深圳のテニス施設見学

3月29日(金)に、金地集团の弘金地(Gemdale Sports)のお招きで、中国の深圳へ行って来ました。
同社は、中国でトップクラスのテニスビジネス企業です。

弘金地

聞くところによると、テニスコートは、4面のハードコートのインドア、4面のレッドクレーのインドアに加え、14面のハードコートのアウトドアがあります。

ハードコートのインドア

ハードコートのインドア

レッドクレーコートのインドア

レッドクレーコートのインドア

ハードコートのアウトドア

ハードコートのアウトドア

インターナショナルスクール

インターナショナルスクール

また、インターナショナルスクールや豪華なホテルも併設され、5,000人収容のスタジアムコートもあります。
驚くべき事に、ITFのジュニア・ITFのプロサーキット等、民間のテニストーナメントを含め、1年を通して、色々な大会を開催しています。

インターナショナルスクール

コーチは、30人以上おり、その内、半分以上は、外国人です。
トレーニングジム、食堂、ケア施設等、フロリダにあるIMGアカデミーの中の『ニック・ボロテリー』と同じ様な巨大施設です。
従来、中国では、大きな都市には必ずナショナルチームが存在し、各々、しのぎを削っていました。しかし、最近では、民間のテニスアカデミーも大きな資本をテニスに投入して、新たなチャレンジを行なっています。
加えて、貧しい地域の人々の中から、運動能力の高い小学校低学年の子供達を無料で、学校やテニスアカデミー、食事や宿舎、テニスの道具等、全ての費用をこの会社が負担しています。
もう既に、その中からチャンピオンが出ています。
中国は広く人口も多く、若手の起業家が成功しているケースも多く、そういった経営者がテニスに限らず、スポーツに投資をしています。
日本も頑張らないと追いつけないかもしれません。

栗山雅則プロフィール写真

Profile

リバティヒルクラブやクリヤマスポーツプロモーションズ等、スポーツ関連事業の運営を行うリバティヒルグループの代表。
また、(公社)日本プロテニス協会常務理事等を歴任。(公社)日本テニス事業協会副会長、自由が丘商店街振興組合財務部長、NPO法人サンクスネイチャーバスを走らす会会長等を務める。