オーストラリアオープンテニス2020
1月22日(水)〜26日(日)に、メルボルンへ、全豪オープンの観戦に行って来ました。
今年は残念ながら、錦織圭選手は出場しませんでしたが、他の日本人選手の活躍もあり、例年よりも日本人の観客が増えている様に感じました。
私は、1992年に、自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ(JITC)の両角崇選手の出場する全豪オープンのジュニア大会に帯同しました。
選手のコーチとしてグランドスラム大会に行く事は、その時が初めてでした。
全豪オープンの会場がクーヨンから現在のメルボルンパークに移ってから、4年後の事です。
当時、開閉式の屋根は珍しかったと思います。
ロッド・レーバー・アリーナ
Wang Qiang(CHN)選手は、16〜19歳の頃、日本に住み、弊社グループの一つであるQuest Internationalに所属し、日本・アジアのITFツアーを回っていました。
その後、中国のナショナルチームの一員として活躍しています。
Wang Qiang(CHN)
6–4, 6–7(2), 7–5
Serena Williams(USA)
(1月24日(金)、女子シングルス)
昨年の全米オープンでは、第2シードのAshleigh Barty (AUS)に勝ち、その後の準々決勝で、Serena Williams(USA)に1–6, 0–6で敗退しました。
今回の全豪オープンでは、3回戦でS. Williamsに見事にリベンジを果たしました。
試合後のインタビューで、昨年の全米と同じ対戦での全く違った結果になった理由を聞かれましたが、“I don’t know.”と答えて、観衆から笑いを誘いました。
この10〜20年、グランドスラム大会(全豪・全仏・全英・全米)は、集客力・収益力は高くなっています。
2020年は、約80万人の観客動員があると思われます。
年々、グランドスラム大会の施設も、充実してきています。
1992年には、マーガレット・コート・アリーナは外のShow Court1で、メルボルン・アリーナは無く、また、最近名付けられた1573アリーナは、Show Court2でした。
1573アリーナ
コートサーフェスは、当時、リバウンドエースで、その後、プレクシクッションで、今年からグリーンセットになりました。
大会使用球も、今年から「DUNLOP Australian Open」になりました。
DUNLOPは、日本企業として初めて4大大会の公式サプライヤーになりました。
日本のDUNLOP FORTより軽く、SRIXONより飛び過ぎない感じだそうです。
ロッド・レーバー・アリーナとメルボルン・アリーナの間には、様々なアトラクション・ショップ・レストラン等の施設が多くあります。
近年、全豪オープンでは、子供向けのアトラクションを併設しており、年々規模を拡大しています。
アトラクションの中には、Hot Shot(Play & Stay)もあり、賑わいを見せています。
このアトラクションは、メルボルンシティの中心部からヤラ川に沿って歩いて、全豪オープンの入場口に入ってからすぐにあります。