横浜慶應チャレンジャー女子国際テニストーナメント

3月2日(月)〜8日(日)に、慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)にて、「横浜慶應チャレンジャー女子国際テニストーナメント」(ITF $25,000)が開催されました。
今大会は新型コロナウイルス感染症拡大の防止策により、全日程無観客で行われました。

最終日の3月8日(日)に、女子シングルス決勝が行われ、宮崎百合子選手(JITC)が見事、優勝しました。

女子シングルス決勝

宮崎百合子(JITC)
7-5, 5-7, 6-2
本玉真唯(島津製作所)

横浜慶應チャレンジャー女子国際テニストーナメント

右:宮崎百合子選手(JITC)
左:本玉真唯(島津製作所)
(写真提供:横浜慶應チャレンジャー広報部)

宮崎百合子選手は、小学生の時に、JITC(自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ)に所属していました。
その後、お父様の仕事の都合で、ロンドン在住となりました。
そして、米国のオクラハマ大学へ進学し、2017年には、全米学生テニスランキング10位になりました。
現在WTAランキング455位ですが、ITF $25,000の大会で優勝したので、50ポイント獲得し、340位台に上がると思います。
実力的には、近い将来200位前後になると確信しています。
この200位前後のランキングというのは、グランドスラム大会の予選に出場出来る順位です。
宮崎選手は、将来が楽しみな選手の一人です。

横浜慶應チャレンジャー女子国際テニストーナメント

中央:宮崎百合子選手(JITC)
右:鈴木翔太郎コーチ

3月7日(土)に行われた女子ダブルス決勝では、佐藤南帆(慶應義塾大学)選手と梶谷桜舞(ロブテニスアカデミー)選手のペアが優勝しました。

女子ダブルス決勝

佐藤南帆(慶應義塾大学)・
梶谷桜舞(ロブテニスアカデミー)
1-6, 6-4,[10-8]
林恵里奈(福井県スポーツ協会)・
森崎可南子(橋本総業ホールディングス)

横浜慶應チャレンジャー女子国際テニストーナメント

左から、
梶谷桜舞選手(ロブテニスアカデミー)・
佐藤南帆選手(慶應義塾大学)・
林恵里奈選手(福井県スポーツ協会)・
森崎可南子選手(橋本総業ホールディングス)
(写真提供:横浜慶應チャレンジャー広報部)

佐藤南帆選手(慶應義塾大学)は、彼女が中学生からAJTA(有明ジュニアテニスアカデミー)で、以下の様な戦績をおさめました。
・2018年 ITFジュニアランキング7位
・2018年 全仏ジュニア ダブルス準優勝

慶應義塾大学入学後は、以下の様な戦績で活躍しています。
・2019年 ユニバーシアード イタリア大会 女子シングルス金メダル
・2019年 全日本学生テニス選手権(インカレ)単複優勝

栗山雅則プロフィール写真

Profile

リバティヒルクラブやクリヤマスポーツプロモーションズ等、スポーツ関連事業の運営を行うリバティヒルグループの代表。
また、(公社)日本プロテニス協会常務理事等を歴任。(公社)日本テニス事業協会副会長、自由が丘商店街振興組合財務部長、NPO法人サンクスネイチャーバスを走らす会会長等を務める。