綿貫陽介選手、
全豪オープンで
宿願の本戦出場!

全豪オープンテニス2023に、1月16日(月)の初日からメルボルンに行って来ました。
男子シングルスでは、西岡良仁選手、綿貫陽介選手、ダニエル太郎選手が出場し、三人共、本戦1回戦を突破しました。
西岡良仁選手は、ATPランキング33位(1月16日付)でしたが、欠場の選手が出た為、第31シードで出場しました。
小柄ながら、緩急を駆使したグランドストロークで、相手を翻弄していました。
数年前と比べて、チャンスがあればコートの中に入って、ライジングで相手に脅威を与えていました。 また、サーブも以前より威力が増しています。
4回戦で敗れましたが、充分グランドスラムのシード選手として、今後も活躍すると確信しています。

西岡良仁選手

西岡良仁選手
写真提供:テニスクラシック
(Photo:Takeo Tanuma)

【西岡良仁選手の試合結果】

本戦1回戦

西岡良仁(ミキハウス) 
6−4 6−2 7−5
Mikael YMER(スウェーデン)

本戦2回戦

西岡良仁(ミキハウス) 
6−3 6−4 6−2
Dalibor SVRCINA(チェコ)

本戦3回戦

西岡良仁(ミキハウス) 
7−6(6) 6−3 6−2
Mackenzie MCDONALD(アメリカ)

本戦4回戦

西岡良仁(ミキハウス) 
 0−6 0−6 6−7(4)
Karen KHACHANOV(ロシア)

綿貫陽介選手は、以前弊社のSクラスのプロ選手のグループに入り、有明テニスの森公園で練習をしていました。
ジュニア時代の華々しい活躍の後もプロとして活躍していましたが、怪我の為、実力を発揮出来ない時もありました。
ここ数年、フィットネスレベルを上げるべく、積極的にトレーニングに取り組んでいました。
前回の私のブログ『綿貫陽介選手、赤丸急上昇中!』の通り、昨年から見事に成果を発揮しています。
予選3回を勝ち上がり、本戦1回戦も突破しました。
2回戦で、セバスチャン・コルダ選手(米国)にストレートセットで敗れているものの、内容的には、今後の活躍を期待出来る様なプレーを随所に見せていました。
今年は間違いなく、100位以内に入り、更なる活躍をする事でしょう。

綿貫陽介選手

綿貫陽介選手
写真提供:テニスクラシック
(Photo:Takeo Tanuma)

【綿貫陽介選手の試合結果】

予選1回戦

綿貫陽介(フリー)
6−4 6−2
Philip SEKULIC(オーストラリア)

予選2回戦

綿貫陽介(フリー)
4−6 7−6(3) 6−3
Mikhail KUKUSHKIN(カザフスタン)

予選3回戦

綿貫陽介(フリー)
6−3 6−4
Juan Pablo VARILLAS(ペルー)

本戦1回戦

綿貫陽介(フリー)
6−3 6−3 6−2
Arthur RINDERKNECH(フランス)

本戦2回戦

綿貫陽介(フリー)
2−6 5−7 4−6
Sebastian KORDA(アメリカ)


【ダニエル太郎選手の試合結果】

本戦1回戦

ダニエル太郎(エイブル)
7−5 6−2 3−6 6−3
Ernesto ESCOBEDO(メキシコ)

本戦2回戦

ダニエル太郎(エイブル)
3−6 6−7(3) 5−7
Denis SHAPOVALOV(カナダ)

ダニエル太郎選手

ダニエル太郎選手
写真提供:テニスクラシック
(Photo:Takeo Tanuma)

メルボルンの中心から全豪オープンの会場にFree Shuttle(トラム)が走っており、停車する「ロッド・レーバー・アリーナ」の前に会場への入口があります。 下の写真は、そこから中に入って、少し歩いた場所で撮影したものです。
私が手にかけているのは、この競技場が「ロッド・レーバー・アリーナ」という名称になったロッド・レーバーさんの胸像です。
1973年にWCTレッドグループの試合が国立庭球場で行われた際、私は、ボルグ(スウェーデン)とレーバーの決勝戦を観戦したのを懐かしく思い出しました。

ダニエル太郎選手
栗山雅則プロフィール写真

Profile

リバティヒルクラブやクリヤマスポーツプロモーションズ等、スポーツ関連事業の運営を行うリバティヒルグループの代表。
また、(公社)日本プロテニス協会常務理事等を歴任。(公社)日本テニス事業協会副会長、自由が丘商店街振興組合財務部長、NPO法人サンクスネイチャーバスを走らす会会長等を務める。