福岡国際女子テニス2023

5月8日(月)から5月14日(日)に「福岡国際女子オープン2023」が、福岡空港近くにある「博多の森テニス競技場」にて開催されました。
今年からTEAM自由が丘の支援選手となった勝見幸璃(かつみ ななり)選手と、西郷幸奈・里奈の姉妹選手が出場しました。
この大会は、賞金総額$60,000のITF国際大会です。
新型コロナウイルスの為、大会が延期され、ようやく3年振りの開催となりました。
私は、選手達のコーチとして帯同しました。

福岡国際女子テニス2023

博多の森テニス競技場にて

左から、西郷里奈選手(フリー)、西郷幸奈選手(フリー)、
右から、清水綾乃選手(Club MASA)、勝見幸璃選手(TEAM自由が丘)

【西郷里奈選手/シングルス本戦】

【1回戦】
西郷 里奈(フリー)
6-0 1-0
Tori Kinard(アメリカ)

【2回戦】
西郷 里奈(フリー)
6-7(3) 2-6
Lizette Cabrera(オーストラリア)

1回戦の対戦相手Tori Kinard選手(アメリカ)は、以前よく来日していた選手です。
今回、練習中に腰を痛め、急遽リタイアしました。
2回戦の対戦相手Lizette Cabrera選手(オーストラリア)は、威力のあるサーブと攻撃的なストロークを持っています。彼女は、100位台に入った事もあり、現在WTAランキング239位(2023.5.23付)の選手です。惜しくも西郷里奈選手は負けましたが、このレベルの選手達と良い試合をしており、今後の活躍を期待しています。

【西郷 幸奈・里奈選手/ダブルス本戦】

【1回戦】
西郷 里奈(フリー)・
西郷 幸奈(フリー)
6-4 6-1
華谷 和生(三浦工業)・
川岸 七菜(バウムスタンフ)

【準々決勝】
西郷 幸奈(フリー)・
西郷 里奈(フリー)
2-6 7-6(4) 8-10
光崎 楓奈(h2エリートテニスアカデミー)・
波形 純理(フリー)

西郷幸奈・里奈選手のダブルスでは、1回戦は順調に勝ち上がりました。
2回戦では、波形・光崎ペアとかなり競った試合内容でしたが、もう一歩という所で惜しくも敗退しました。

【勝見 幸璃選手/シングルス予選】

【1回戦】
勝見 幸璃(TEAM自由が丘)
6–1 6-3
石橋 空(ドリームTS)

【2回戦】
勝見 幸璃(TEAM自由が丘)
6–7(2) 3-6
波形 純理(フリー)

勝見選手は、予選からの出自用で1回戦は順調に勝ち上がりましたが、予選決勝ではベテランの波形選手に一歩及ばず、敗退を喫しました。
波形選手は、要所要所でしっかりポイントを取り、経験の差があると感じました。
勝見選手の今後の活躍を期待しています。

【勝見 幸璃選手・清水 綾乃選手/ダブルス本戦】

1回戦
勝見 幸璃(TEAM自由が丘)・清水 綾乃(Club MASA)
6-2  6-1
リシャヴィー あま奈(柳川高)・
竹内 晴菜(柳高ジュニアTC)

準々決勝
勝見 幸璃(TEAM自由が丘)・
清水 綾乃(Club MASA)
3-6  1-6
Emina Bektas(アメリカ)・
Lina Glushko(イスラエル)

勝見・清水ペアは、1回戦を順調に勝ち上がりました。
しかしながら、2回戦は本大会第2シードのEmina Bektas(アメリカ)とLina Glushko(イスラエル)のパワーに押され、力及ばず敗退しました。

栗山雅則プロフィール写真

Profile

リバティヒルクラブやクリヤマスポーツプロモーションズ等、スポーツ関連事業の運営を行うリバティヒルグループの代表。
また、(公社)日本プロテニス協会常務理事等を歴任。(公社)日本テニス事業協会副会長、自由が丘商店街振興組合財務部長、NPO法人サンクスネイチャーバスを走らす会会長等を務める。