オーストラリアンオープンテニス2024

オーストラリアンオープンテニス2024が、1月14日(日)から1月28日(日)に、メルボルン・パークにて開催されました。
日本人選手は、7選手が出場しましたが、残念ながら初戦で姿を消しました。
しかしながら、男女7名が出場しているのは、良い傾向だと考えています。



男子シングルス1回戦

ダニエル太郎(エイブル)
4-6 2-6 3-6
Christopher Eubanks(アメリカ)

西岡良仁(ミキハウス)
2-6 6-4 6-7 (3) 4-6
Holger Rune(デンマーク)

綿貫陽介(SBCメディカルグループ)
6-4 5-7 3-6 4-6
Miomir Kecmanovic(セルビア)

望月慎太郎(木下グループ)
5-7 1-6 5-7
Tomas Machac(チェコ)

女子シングルス1回戦

大坂なおみ(日本)
4-6 6-7(2)
Caroline Garcia(フランス)

本玉真唯(島津製作所)
6-2 4-6 3-6
Barbora Krejcikova(チェコ)

日比野菜緒(ブラス)
4-6 1-6
Maria Sakkari(ギリシャ)

一方、ジュニア男子シングルスでは、17歳の坂本玲(愛知・誉高)選手が見事優勝しました。
これは、2014年のウィンブルドン選手権で優勝した望月慎太郎選手に次ぐ立派な成績です。

坂本怜選手

坂本怜選手
(テニスクラッシックより)

ジュニア男子シングルス1回戦

坂本玲(誉高)
7-6(3) 6-3
Alexander Vasilev(ブルガリア)

2回戦

坂本玲(誉高)
6-4 6-2
Lorenzo Angelini(イタリア)

3回戦

坂本玲(誉高)
4-6 6-0 6-1
Pavle Marinkov(オーストラリア)

準々決勝

坂本玲(誉高)
7-5 6-3
Cooper Woestendick(アメリカ)

準決勝

坂本玲(誉高)
6-2 6-4
Nicolai Budkov Kjaer(ノルウェー)

決勝

坂本玲(誉高)
3-6 7-6(2) 7-5
Jan Kumstat(チェコ)

また、車イスの部男子シングルスでは、小田凱人(おだ ときと)選手が同じく17歳で見事優勝しました。

小田凱人選手

小田凱人選手
(テニスクラッシックより)

車イスの部男子シングルス1回戦

小田凱人(東海理化)
6-3 6-1
三木拓也(豊田自動車)

準々決勝

小田凱人(東海理化)
6-3 6-1
Stephane Houdet(フランス)

準決勝

小田凱人(東海理化)
7-6(4) 7-5
Gordon Reid(ドイツ)

決勝

小田凱人(東海理化)
6-2 6-4
Alfie Hewett(ドイツ)

この二人の快挙は、今年の最初のビッグニュースです。
坂本選手は、身長195cmと日本人選手としては、かなり長身で、錦織圭、西岡良仁と同じ盛田ファンドの支援を受け、IMGアカデミーから頭角を現した選手です。
また、小田凱人選手は、グランドスラムを今後も勝ち続ける偉大なチャンピオンになる事は間違えないでしょう。
今後の二人の活躍が楽しみです。

栗山雅則プロフィール写真

Profile

リバティヒルクラブやクリヤマスポーツプロモーションズ等、スポーツ関連事業の運営を行うリバティヒルグループの代表。
また、(公社)日本プロテニス協会常務理事等を歴任。(公社)日本テニス事業協会副会長、自由が丘商店街振興組合財務部長、NPO法人サンクスネイチャーバスを走らす会会長等を務める。