テニスをすれば、長生き出来る
テニスをしている人は、元来、長生きをしている人が多いと感じていました。
私のテニスの師匠で、日本のプロテニスプレーヤー第1号の佐藤俵太郎氏も101歳まで長生きされました。
最近、テニスと長寿の関係について、色々なメディアで取り上げられたり、アメリカのテニス事業協会でも、『テニスをすべき10の理由』が発表されています。

運動が長生きに効果的だという事は、既に過去の研究で明らかになっています。
最新の研究では、デンマークの「コペンハーゲン心血管研究」が、コペンハーゲン市在住の健康な参加者2万人中8,577人の25年分のデータから、スポーツと寿命との関連を解析しました。
その結果、「運動不足」の人を基準に、8種目のスポーツ別に延長された平均寿命の年数が示されました。
1位:テニス 9.7年
2位:バドミントン 6.2年
3位:サッカー 4.7年
4位:サイクリング 3.7年
5位:スイミング 3.4年
6位:ジョギング 3.2年
7位:徒手体操 3.1年
8位:フィットネス 1.5年
私の考えですが、テニスが1位となった理由として、次の3点が挙げられると思います。
① 社交性が高い
テニスは、言うまでもなく、複数で行うスポーツ。試合だけでなく、終わった後も、仲間とお茶や食事を共にする事が多く、人生を楽しく過ごす事が出来る。コミュニケーション能力も高まる。
② 脳が活性化される
テニスは、ボールの軌道を予想して、素早く移動しなければならない。また、どこに、どの様に返せばよいかを瞬時に判断する必要があり、脳の活性化に効果的である。
③ 心臓や血管が鍛えられる
テニスは、無酸素運動と有酸素運動を繰り返すインターバル・トレーニングでもあり、心臓や血管が鍛えられる。
日本テニス事業協会のホームページでも、「テニスをすべき10の理由」の詳細を掲載していますので、是非、ご覧下さい。
→日本テニス事業協会「テニスをすべき10の理由」