オーストラリアオープンテニス2021
いよいよ2月8日からオーストラリアオープンが始まります。
本来なら、1月中旬から2週間かけて行われるはずでしたが、新型コロナウイルスの感染者が世界的に増えている中、3週間延期となりました。

ロッド・レーバー・アリーナ(ATP TOURより)
【錦織圭選手】

錦織圭選手
2019年全豪オープン(日本テニス協会より)
錦織圭選手は、自分のプライベートジェットではなく、多くのアメリカ選手と一緒に、選手・コーチ関係者を乗せたチャーター機で、メルボルンへ向かいました。
しかしながら、搭乗者の中から2名が現地でのPCR検査において陽性となり、2週間のホテル内での隔離生活を余儀なくされています。
大会に出場する選手の中で練習が出来る選手と出来ない選手がおり、隔離されている選手から不公平感があるとの意見も出ています。
錦織圭選手は、現在31歳、グランドスラム大会において、優勝するチャンスがまだ残っていると思っています。
色々な試練が待ち受けているとは思いますが、精一杯頑張って優勝を目指していって欲しいと思います。
【大坂なおみ選手】

大坂なおみ選手(Australian Open Tennisより)
大坂なおみ選手は、昨年9月の全米オープンで2年ぶりに優勝を果たし、現在3つのグランドスラム大会を優勝しています。
まだまだ優勝するチャンスはこれからもあるかと思っています。
やはり、得意のサーフェスであるハードコートの方がよりチャンスが多いと思います。
【土居美咲選手】

2019年スゥエーデン・オープンで
女子シングルス優勝した土居美咲選手
(日本テニス協会より)
自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ(JITC)の卒業生である土居美咲選手も、活躍して東京オリンピックに出場出来る様、頑張って欲しいと願っています。
【オーストラリアオープンのサーフェス】
元々、オーストラリアオープンは、ローンコート(芝生)で、現在のメルボルンパークから南東へ車で約15分離れている「クーヨン・ローン・テニスクラブ」で行われていました。
その後、メルボルン中心部に近いメルボルンパークで行われています。

クーヨン・ローン・テニスクラブ
(Kooyong Lawn Tennis Club)
サーフェスは、1988年から「リバウンドエース」になり、表面が多少柔らかく弾力性があり、球足も現在より速かったです。
2008年から「プレクシクッション」に、そして、2020年から「グリーンセット」に変更されました。

オーストラリアオープンテニス2020
観戦時の様子
球足は遅く高く弾みます。
私は、グリーンセットで打った事はないのですが、USオープンで使われている、また、リバティヒルクラブの屋上のサーフェス「デコターフ2」と球速並びに弾みもほぼ同じレベルだと思います。